最近話題になっているという 全自動クラウド会計ソフト freee (フリー) を どんなものかと試してみました。

カードの同期後画面。科目は自動で入っている。登録ボタンを押すと仕訳確定。この時の動きは軽快。ここで時間がかかると利用したくなくなるが、今の環境では問題なし。
カードの同期後画面。科目は自動で入っている。登録ボタンを押すと仕訳確定。この時の動きは軽快。ここで時間がかかると利用したくなくなるが、今の環境では問題なし。

銀行口座、クレジットカード、交通系icカードなどと同期ができ、自動仕訳が起こせます。

同期されたデータは、仕訳に近い形で並び、それを登録することで仕訳を計上します。

 

 

 

 

 

 

 

 

勘定科目を変更する。選択の助けとなるしわかりやすいキャプション付。
勘定科目を変更する。選択の助けとなるしわかりやすいキャプション付。

同期データの多くは、あらかじめ候補科目が入っており、 その勘定科目を変更するのも簡単で、仕訳の参考になるメモが出てくるなどインターフェースは良好。

更に一回登録(仕訳確定)したデータと同じ摘要は、次回から自動で同じ科目が候補となります。動きも軽くてストレスなく仕訳が切れます。

 

 

ホーム画面
ホーム画面

試算表、月次推移表、月次推移貸借対照表/損益計算書や支出/収入レポート、請求書の作成など機能も充実しているし見やすいと感じました。

また、csv形式でのインポート、エクスポートが可能。

一方で気になる点として、現状で同期対応できる相手が多くない点。私が利用している銀行やカード会社も同期できたのはそれぞれ1社だけでした。
追記 2014/02/06
銀行の同期対応について 大幅に改善されています(対応早いですね)。

Amazonの購入履歴も同期対象で 詳細な注文内容が摘要欄に載る仕訳データが作成されますが、 決済カードとの連携ができていないため二重仕訳になり、一方を削除しなければならない点。 二つの仕訳を統合できるとうれしいですね。
技術的にはそんなに難しくないと思うので割と早く実装されるのでは と思います。
追記 2014/02/06
AMAZONの処理については チュートリアルがありました。この辺りの処理は、いつも仕訳を切っているものからするとまどろこしく感じるところですが、ある面わかり易いのかもしれませんね。

また、同期をする以上 金融機関のログインデータをクラウドサーバーに預けなければならない点。セキュリティに関して注意が必要です。

私は登録した金融機関、カード会社については、同期した後にパスワードを変更しました。

料金プランは、個人980円/月、法人1980/月。年払いはそれぞれ9,800円、19,800円。無料プランもありますが、データ保存期間が3ヶ月なので実際に使用する場合には、有料プランでしょう。

お得感があるかといえば微妙ですが、 動きが軽く、見やすいことから クレジットカードでの決済が多い個人や会社には良いと思います。

当事務所では、freeeに対応可能です。使用される場合には無料プランで試してみることをお勧めします。